エコ・ディスポの炉を稼働させてみました

03.25

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炭化処理装置エコ・ディスポを稼働させてみました

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昨日、当社に炭化処理装置「エコディスポ」が到着、早速炉を稼働させました。
当装置は、炭化処理装置と言う、火を使わずごみを炭化させ、灰化させる装置です。
焼却装置ではないため、自治体への設置許可も必要ありません。
もちろん、環境配慮型設計で、ダイオキシンや匂い、騒音は皆無です。

炉は最初が大変です。

当炉は最初はただのドラム缶に配電盤が付いたような形をしています。
この中にごみを投入し処理を開始し灰化していく過程を数度踏むことでやっとまともな炉になっていきます。
子供を愛でるような感覚になる方も多いと販売元の社長様がおっしゃっていました。

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配電盤にコンセントケーブルをつけ、そして炉の制御盤に電気を投入します。
基本的に、こちらの配電盤で温度調整を行うことで炉の管理が可能です。
とはいえほとんどの場合、最初に設定してそのままになることが多いそうです。
夏と冬で温度の上下があるときに微調整を行う程度のようです。

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こちらは、煙や匂いを消すセラミック製の煙突のようなものです。
一番最初に炉をつけたときにほんの少し煙が出ますが、それ以降はこのセラミック製の煙突が高温に達し、匂いと煙を消します。

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こちらが炉の中です。
ただのドラム缶に見えますが、両サイドから飛び出ている突起物が磁力で熱を発生させる装置です。
この装置が特許出願されている装置です。
また、一番最初炉を稼働させるときに、あらかじめ灰を入れることで炉の温まりが早いそうで、販売元様より灰を頂き底に挽かせていただきました。

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その後、着火剤代わりに段ボール片(A4サイズくらい)を1枚投入。
これで、一番最初の炉稼働の設定が完了です。

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次は効率よく燃焼させるための設定です。
炭化炉は、焼却炉と逆で、酸素が入らなければ入らないだけ高温になります。
なので、できるだけごみの間に空気が入らないようにすることも大事で、炭化までの時間がかかってもかまわないようでしたら、なるべく密着させた状態で投入するのが望ましいそうです。
上記の写真は最初の灰を偏りなく平らにすることで、最初の燃焼効率を上げて炉の温度を少しでも早く高温に近づけるための作業だそうです。(最初だけのことで、炉が稼働してしまうとそこまで気にしなくていいそうです)

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当社は富山県という冬場には雪が降る地域ということもあり、煙突部分に断熱シートを巻きました。
これは雪国では煙突がボトルネックになり温度上昇速度が鈍ることがあるそうで、断熱シートを巻くことで少しでも熱を逃がさない施策だそうです。
巻いたとたんに熱の上昇速度が一気に早まり炉の温度が800度近くにまで上がります。

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今回は1回目ということで、紙ごみを中心に投入しました。
先ほどの段ボール片一片のあとに、新聞を丸めて投入(1週間分ほど)、その上に、シュレッダーごみをごみ袋一袋分程度投入。
ふわふわの状態なので、大体これで炉の中が8割ほど埋まったような状態でした。
火が付くわけではありませんが、着火剤的な役割と、炉の温度を上昇させるために早く炭化しやすい紙ごみから行うことで炉の安定稼働が早くなるということでした。

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こちらの配電盤、温度制御装置で800度以上を維持したいため、820度と設定しました。
炉自体は1000度超でもゆうに耐えれますが、800度以上1000度未満で安定させることで炉の寿命も延びるということでした。
また、800度前後で安定していればまず煙・匂い・ダイオキシンが出ることがないことにプラス、使用電力も抑えられるために800度を目標に、820度設定が現在のところベターな設定だろうということでした。

いよいよ炉を稼働させるときが来ました。
一番最初だけは炉内に火をつけ一気に温度上昇させることと、火をつけることで炉内の酸素を消費してしまうという目的のため、バーベキューなどで使う炭を3本ほど砕いた状態にし、火をつけその火種を下部の灰排出口より投入します。
そうすることで、紙ごみに火がついてしまいますので一瞬煙が出てしまいますが、10秒もすれば煙が無くなります。

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10~30秒ほどで煙がなくなると、次はこの煙突部から火が出てきます。
この日は、煙突についているセラミックに付着してしまった最初のガスや吸着物質が燃えて火になるのです。
この段階になると、もはや炉内の火は消え、炭化装置として機能し始めるそうです。
そして、この時点で匂いも煙もない状態になっています。(炉に点火して5分程度)
1時間もすると、煙突から出ていた火もなくなり、外から見ている限りでは炉が稼働しているのかどうかもわからない状態になります。
しかし、実際は炉の温度は800度前後を維持し、匂い・煙・ダイオキシンを出すこともなく稼働を始めました。

その後、燃えにくく圧縮した段ボールと木製のパレットをばらして投入、翌朝まで炉の温度が下がらないよう処理に時間のかかりそうなものを投入しました。

灰化されました

翌朝、確認してみると、昨日投入した紙ごみ、木くずは見事に炭化していました。

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重要なのは、炉の温度を下げないことです。
炉の温度を下げてしまうと、煙・匂い・炎が出てしまうことと、炉が完全に冷えてしまうとまた、最初からこの手順をやらなければいけません。
毎日安定してごみを投入することで、動き続ける炭化処理装置となります。
この装置は磁力で温度を上げることから、灰が磁気を帯びています。(磁性灰)
磁性灰は、陶器に投入することで丈夫な陶器になるといわれていたり、肥料として畑などに撒くことも可能で、丈夫な野菜が育ちます。

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